わに塚の桜周辺では現在、耕作放棄地・休耕田が問題となっています。
高齢化により田畑の手入れが出来なくなったり、若者の農業離れが進んでいく昨今、わに塚の桜周辺でのお米作りを通してこのような問題の解消を目指します。
耕作放棄地・休耕田問題
「耕作放棄地」とは、以前耕作をしていた土地で1年以上作物の栽培をせず、更には再び栽培をする見込みのない土地のことを指します。
また、「休耕田」も同じく稲作を行わない水田のことで、人の手も入らず耕していない田畑のこと。
*この定義は日本の農林業の生産・就業の構造や農山村地域に於ける農林業の実態や変化を農林業推進のための企画や立案となる統計の作成やこうした基礎資料を提供することを目的とした調査で、5年ごとに行われています。
簡単に言うと、”もう使われなくなってしまい、放棄されてしまった田畑”のことです。
上にもありますが、地域の高齢化や若者の農業離れも大きな原因としてありますが、それを解決する為に動く人々が決して多くないということも原因として考えられます。
このままでは耕作放棄地や休耕田が増え続け、韮崎市のシンボルであるわに塚の桜の景観が乱れたり、野生動物の被害や雑草・害虫被害が起こり兼ねません。
耕作放棄地・休耕田の再生のために
NPO法人アプレーヴではこうした耕作放棄地・休耕田の再生を目指してわに塚の桜周辺でお米作りを行います。
栽培されたお米は子ども食堂に寄付する為に「わに塚の桜米」として店頭に並びます。
(わに塚の桜米の販売についてはお知らせをご覧ください)
土地の確保や手入れ、そして栽培することで子ども食堂の支援と耕作放棄地と休耕田の再生を同時に成り立たせることが出来ます。
夏には成長する稲穂、そして秋には黄金の稲穂が見られ、わに塚の桜が咲いていない時期でも韮崎の風景を楽しめる土地を目指して活動を行います。